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2014年5月28日水曜日

二刀流

~公認会計士の選択・その2~


 プロ野球の世界では、日ハムの大谷選手が二刀流に挑戦しているようですが、専門家の意見では、投手に専念すればいいのにといった意見が大半です。私もそう思います。20勝できる逸材だし、将来大リーグにいっても活躍できるでしょう。ドラフト前に思い描いていた夢を、早く思い出してほしいものです。


 その点、私たち公認会計士・税理士の世界はいいですね。自分でその気になれば、仕事の範囲を広めることができます。監査に税務、パブリックにコンサル・事業再生、それに上場準備からタックスプランニングのアドバイス、さらにいえば農業ゴルファー等幅広く活躍できます。もちろんそれに伴い、たゆまざる勉強と行動力が要求されるのは言うまでもありません。


 さて、先日会計士協会東海海から送られてきた「地方自治体に対するアンケート」ですが、なかなかいい企画でした。今後地方自治体には、複式簿記を活用した財務書類の作成が義務付けられるでしょうから、個人の会計士が活躍する機会が増えるはずです。勉強しておきましょう


 私が行政評価委員をやっている愛知県は、東京都・大阪府に続いて、今年度から複式簿記を適用した財務書類を作成しています。その行政評価委員ですが、すでに2期4年担当しており、6月3日には任期が終了するため、どうしようかと考えていたのですが、県としてはその財務書類を行政評価にも活用するようです。そうであるならば、ここは公認会計士の出番です。活躍するチャンスではないですか。

 ということで、愛知県の行政評価委員は引き続き担当させていただくことに。今までの私の公認会計士としての経験がきっと役に立つはずですし、私としても大変興味があります。


 また愛知県からは、今年の4月から公益認定等審議会の委員としてのお仕事もいただきました。昨日の「NHKクローズアップ現代」でも特集されていたように、公益法人改革は道半ばというか、まだまだ解決しなければならない課題があるようです。少しでも力になれるよう、がんばりましょう。

 そして10月には、昨年初めて参加した県の公開ヒアリング(いわゆる事業仕訳)も引き続き行われるようです。


 二刀流だろうが三刀流だろうが、興味のあることはなんでもやってみるのです。