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2011年3月1日火曜日

意味がわからん

~新幹線での出来事~


先日プライベートな用事があって、新幹線で移動することになりました。新幹線での移動時間は私にとっては貴重な読書タイム。ここ数年、足のしびれがひどいので、グリーン車で移動することにしているのですが、グリーン車では隣の席に人が乗ってくることはほとんどないため、読書に集中できます。その日は雑誌「目の眼」の臨時増刊号「酒・器」を読むのを大変楽しみにしていました。何しろ手に入るかどうか心配だったため、アマゾンに事前予約までして手に入れた雑誌です。


シートに着席後、さぁ読むぞとページをめくり始めたのですが、どうも車内が騒々しいのですね。気がつくと、私の前の席の横一列A席~D席が女性の家族同士らしいのです。周りへの迷惑などお構いなし、大きな声で世間話を延々としているではありませんか。特にB席の若い女性がC席のおばあちゃんに通路を挟んで身を乗り出しながら話しているのですが、これには参りましたね。別に話の内容を聞きたくはないのですが、若い女性の方は日頃の生活にいろいろ不満があるのか、東京までの1時間40分余りの間に「意味がわからん」という言葉を63回くらいつぶやいていました。普段私はテレビを見ないので、世間でどういう言葉がはやっているかよくわからないのですが、そういえば最近よく耳にする言葉のような気もします。


口癖とは面白いもので、講演や挨拶で多いのは、「え~」を連発する人です。聞いているほうがげんなりしてしまうので、自分が講演をするときには絶対やらないようにしています。最近よく聞くのは、言葉の最後に「ということになります」と付け足すやつです。「ということになります発言」のなんと多いことか。話すからには自分で意味をしっかり理解して、噛み砕いてわかりやすく「これはこういうことです!」と断言して説明してほしいのですが、自分の発言に自信がないのでしょうか?
困ったことに、「ということになります」を聞いた人が、別の場で話をするときに、同じように「ということになります」をしっかり受け継いでしまっていることです。これではこの言葉がどんどん伝染するばかりではありませんか。なんとなく、昔はやった鈴木光司のホラー小説「リング」を思い出してしまいます。ん・・・意味がわからん?


「ということになります」に似た言葉で、若者言葉に「これ○○になります」ということがあります(うわっ、自分もおかしくなってきた)。レストランでオムハヤシを注文して待っていると、しばらくしてウエイターが「これオムハヤシになります」と言って持ってくるのですね。持ってきていただいたものは、どこから見ても「オムハヤシ」そのものに見えるのですが、ウエイターのいうことを私なりに解釈すると、「これは、今はオムハヤシではないけれども、時間が経てばそのうちオムハヤシになりますケン」と言っていることになると思うのですが、私の解釈が間違っているのだろうか。そういえば以前ゴルフ場で若いキャディさんが、グリーン上のボールを拭いてくれたあと、「これ、ボールのほうになります」と言って渡してくれたのには、はっきり言って驚きましたね。ボールのほうっていったいどっちのほうですかと厳しく追及しそうになりましたが、大人げないのでやめておきました。


意味がわからん。