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2009年1月3日土曜日

新年のご挨拶

~東海会ニュースより一足先に新年のご挨拶なのです~


 東海会ニュースより一足先に、新年のご挨拶をさせていただきます。ブログに直接書きこめればもっと早いのですが、今のところ、ブログに掲示されるまでに、いくつかの人的手続きを踏まなければならないので、多少遅れてしまいますが、お許しください。


 新年おめでとうございます。早いもので、東海会会長として、2回目の新年を迎えることになりました。私の任期もちょうど折り返し地点を通過したところでしょうか。昨年は、年明けからNHKドラマ「監査法人」の監修を約半年間に亘って務めさせていただいたのと、ドラマ放映期間中の7月に、会計士協会の全国研究大会が12年ぶりに名古屋で開催されたこともあり、充実した1年間を過ごすことができました。また、内部統制監査や四半期レビューも始まり、適用初年度という事もあって忙しい1年間であり、また印象に残る年でもありました。今年はどんな年になるのか、どんな出来事が待っているのか、今から大変楽しみにしています。幸い、昨年の公認会計士試験合格者も3千人の大台に乗り、新しい仲間も増えました。監査法人勤務者、特に若手の中に疲弊感があることは十分認識していますが、今後はある程度一段落してくるのではないかと思われます。前向きにいきましょう。


 経済的には、昨年後半からの円高・株安の影響で、不安定な状態が続いており、輸出を中心とする企業の多い東海地区の経済にも、少なからぬ影響があるものと思われますし、また政治の世界においても、ねじれ国会が継続中という事で、こちらも不安定なまま、結局年を越してしまいました。安定した経済社会の実現を期待したいと思います。
 会計士業界全体のことに目を移しますと、ここ数年の不正会計に揺れた時期からはやや立ち直った感がありますが、まだまだ監査に対する社会の信頼を完全に取り戻すところまでには至っていないと思います。今後も地道に監査業務を通じて、日本経済の力になるようがんばらなければなりませんし、広報活動を通じて公認会計士に対する期待ギャップの解消に向けて努力していく必要があると思います。
会計の面でも、IFRSの導入に向けた取り組みが始まります。また公会計の確立と地方自治体に対する財務諸表作成支援業務や、政治資金規正法による監査等、新たな領域の業務も拡大してきます。もちろん、今年も内部統制監査や四半期レビュー制度の定着に向けた努力をしなければなりません。我々公認会計士が活躍する場面はたくさんあると思います。会計のプロとして、今年も自分の力に磨きをかけましょう。


 東海会の業務に関しては、4か月分のホワイトボードがいつも真っ黒になってしまうほど盛りだくさんとなっていますが、今年もいろいろ忙しそうです。特に2月には中日本五会研究大会が名古屋で開催されることになっており、しかも第40回という記念大会でもあるため、こちらもぜひ成功させたいと考えております。皆様方のご参加をお待ちしております。
私が東海会会長になってからは、特に広報活動に力を入れてきましたが、今年も同様に考えています。ホームページの充実は、事務局の皆さんががんばってくれていることもあり、さらにバージョンアップするつもりですし、時間がなくて話題はあってもなかなか書ききれていない私の会長日記(越麻呂日記)も、今年は心を改めて昨年以上にワシワシ書いていくつもりですので、ご期待ください。
 また、個人的には4県合同で実施できる行事が、ゴルフや旅行だけでなく、他にも企画がないかどうか考えているのですが、皆さん「オッサン・バンド」はいかがですか。私もまだあきらめていないので、やってみたいと思われる方は、ぜひ声をかけてください。お待ちしています。
 会計士協会本部においては、最近、協会のガバナンス改革や地域会の再編等が話題になっていますが、東海会に影響する事項も出てきています。東海会の活動を活性化させるために、私もいろいろ考えてまいりますが、会員の皆様方からもご意見等ございましたら、会務にいろいろ反映させていきたいと考えていますので、ご協力のほどよろしくお願いします。


 今年も1年間、会員の皆様方のご活躍をお祈りしております。