今日はいよいよ藤沼会長の最後の総会の日です。激動の3年間の締めくくりとなりました。歴代の会長の中では、国会でご発言された回数が最も多かったというエピソードをお話されていましたが、いかに激務だったかを物語るエピソードだと思います。お疲れ様でした。
午前中最後の理事会が粛々と開催され、12時30分からは新役員の懇談会がありました。そこで新理事は、「3年間社会的使命を全うし、パブリックインタレストに貢献する」という趣旨の「宣誓書」を、それぞれ提出したのです。
午後からは、いよいよ会計士協会本部の総会です。毎年大勢の会計士が帝国ホテルに集まり、活発な意見交換がなされますが、今回も予定時間をオーバーし、会員の声を聞く会の時間があまり取れなかったのは、残念な気がしました。
夕方からは懇親会があり、冒頭増田新会長からご挨拶がありました。内容としては5つの施策を提案されていました。
■ 公認会計士協会の自主規制の確保
■ 公認会計士法改正への対応
■ 上場会社監査事務所登録制度の適切な運営
■ 後進育成
■ ガバナンス改革の続行
会計士協会の会長は、任期が3年という事で限られているため、駅伝と同じだと思います。それぞれ与えられた区間を全力で走りぬいた後、次のランナーにしっかりたすきを渡す、その繰り返しなのだと。
私も微力ながら、激動から安定に向けて、この業界のために3年間がんばってみたいと考えているのです。