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2017年3月19日日曜日

若き経営者

~若者よ!頑張れ!~


 先日、堆肥研究家が名古屋に行っている間、私は「重兵衛トマト」の経営者にお会いしていました。


 本荘インターを降りると「コマツ養蜂場」の看板が!(この件に関してはまた後日)。インターの出口を左折して数百メートルのところに、私の目指す「フレッシュグリーン」がありました。


 フレッシュグリーンは、食堂を兼ねた野菜等の直売所でした。レジの横にあった焼き鳥を見てびっくり。サンデーで売っている焼き鳥の3倍くらいの大きさです。串カツもでっかいしスペアリブも安くてうまそうです。さっそく購入。


 店内で「重兵衛トマト」の経営者をご紹介いただきました。若いですね。20代の代表取締役です。前日の深夜に、大分から戻ってきたばかりだということでした。いやはや申し訳ないのだ。


 4人でいろいろ話をした後、生産現場を見させていただきました。大きなハウスの中に、重兵衛トマトの製造設備が配置されています。



 時間が来ると、定期的にトマトの苗に塩水が流れていきます。塩水でトマトにストレスをかけることによって、甘みが増すのだそうです。


 一定の糖度の基準をクリアしたトマトだけが「重兵衛トマト」ブランドで売り出されるそうで、残念ながら基準を満たさなかったものは、「重兵衛の作ったトマト」として売られています。

 基準を満たさなかったトマトでも、食べてみたところ普通のトマトに比べると格段の甘みがありました。今の時期、普通のトマトはぱさぱさしていておいしくないですからね。


 糖度をどうやって測るのか・・・疑問でしたが、光を当てるのだそうです。トマトにサンプルで棒でも差し込んで測るのかと思っていましたが、違いました。


 それにしてもトマトの花も可憐でいいですね。



 私は重兵衛トマトを事前に予約注文しておいたので、幸い20パックも購入できたのですが、これだけのトマト、ほしい人はたくさんいるでしょう。作れば作るだけ売れると思います。


 重兵衛トマトは5月~6月頃が最も旬なのだそうです。なかなか入手できないので、ほしい人は今から予約しておいたほうがいいかも。


 せっかくいいものを作っているし、作れば売れるだけの価値があるので、どうやって潜在的な需要に追いつくだけに生産量を確保できるかでしょうね。


 投資と採算制・・・私の顧問先ではないけれど、気になります。


 それにしても、お話を伺っていると、若き経営者は孤軍奮闘頑張っているようです。秋田の将来のためにも、こういう人を育ててあげなければ。

 
「若者よ頑張れ!」おじさんはもう頑張らない・・・いやまだ頑張る・・・いや頑張らない・・・。


 どっちだ!


 いずれにしても、しっかり見守ってあげましょう。