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2015年7月14日火曜日

ネギの誤解

~知らないということは恐ろしい~



 今回エスペランサ村の「畑地区(第一区画)」に植えた野菜の苗は、20種類くらいあるでしょうか。その中で「ネギ」は比較的オーソドックスな野菜です。畑ではよく見かけますね。


 さっそくホームセンターに行って、ネギの苗を買ってきました。一束50本で250円です。最初はとりあえず二束100本買いました。さっそく植えていきましょう。


 植え方も何も知らない私たちですが、ネギは斜めに植えるのだということは、堆肥研究家が知っていたので、言われた通り斜めに植えていきます。斜めに植えても、元気になるとピンと立ってくるのだそうです。そうですか。


 ほかの苗と同じように、約30cm間隔で植えていきます。でもこれだけ数が多いと、この間隔では場所をかなりとってしまいますね。でも畑は広いので、まぁいいでしょう。


 数日たつと、横に倒しておいたネギがだんだん立ってきます。おお、やはりそうでしたか、頼もしいですね。


 その後しばらくして、リース会社のIさんがやってきました。バックホーやユニックのレンタル期間中、Iさんは定期的にエスペランサ村の畑を見に来て、いろいろアドバイスしてくれました。Iさんはネギを見るなり、


 「このねぎは普通のネギだすよね」といいます。


 「あの・・・たぶん普通のネギのはずですけど・・・」と力なく私。するとIさんは、


 「これだば、だめだすべ」といいます。


 そして、おもむろに鍬を手にすると、畝の真ん中を一直線に掘ってかき分けていきました。そして掘ってできた土の斜面に、ほんの3センチ間隔でネギの苗をサッサッと植えていくのでした。おお、そうでしたか。知りませんでした。


  30cm間隔でも育つことは育つけれど、これだと畝がもったいないですよね。100本のネギをすべて植えなおします。


 さっそくネギの苗を、追加で150本買ってきたのは言うまでもありません。ネギはいくらあってもいいのだ。