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2015年6月12日金曜日

小さな訪問者

~エスペランサ村での体験野外学習~


 5月の初め、女子プロゴルファーの宮里藍選手と高校時代の3年間ゴルフ部で一緒だった女性が、エスペランサ村に遊びに来ました。K子さんです。K子さんのお母さん(K美さん)は、堆肥研究家の親友で、高校の同級生なのでした。K美さんご夫婦、里帰り中のK子さんとその子ども2人、総勢5人の来訪です。


 訪れた目的は、エスペランサ村内での「山菜の収穫体験」です。K子さん一家は、埼玉県の市街地に住んでいるので、3歳の娘さんが自然に触れる機会はほとんどないと言います。


 村の集会所をいろいろ見学した後、さっそく山菜採り体験です。ワラビは、この日のために採らないようにしていたこともあって、けっこうな量を採ることができたようです。


 続いてタケノコです。タケノコを採るにはうす暗い竹藪の中に入っていくため、都会暮らしでふだん土に触れる機会のない3歳の子供にはこわかったのでしょうか、泣き出してしまいました。


 ところが手ごろなタケノコが見つかると、数日前にテレビで観たタレントのタケノコ掘りのシーンを思い出したらしく、喜んでお祖父さん(k美さんのご主人)と一緒に鍬を手に取り、タケノコ堀りに挑戦です。形のいい、手ごろな大きさのタケノコを掘り当てることができました。よかったね。


 そのあとは、エスペランサ村の敷地の向かい側にある草原とその周縁の里山に行って、再び山菜取りです。そこにもいろんな山菜があり、親子で摘み取って楽しんでいたのですが、その子は大きなフキを手にとって傘のように掲げ、大喜びでした。見ているこちらが、ついほほえんでしまう光景です。


 皆さん楽しんでくれたようで良かったです。私たちも大いに楽しみました。


 こんなに喜んでくれるなら、山菜採りや果物の収穫体験・野菜の苗植え体験など、子どもたちをたくさん集めて、将来「体験農園」やってみたら面白いかもしれませんね。