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2015年4月9日木曜日

フルーツトマト

~ストレスをかける~


 過度のストレスは体に悪いですが、適度なストレスは、それを克服したときの達成感を味わうことができますし、人間を成長させるのだと思います。


 監査法人勤務時代も、この公認会計士はなかなかやりそうだと思った時は、その人にあえて難しいクライアントを担当していただいたし、困難な仕事を与えたりしました。本人にとってはかなりストレスになったと思いますが、今では立派な公認会計士です。


 私自身も、自分ではこれはちょっと厳しいかなと思っても、「やりますやります、なんでもやりますけん」といって、仕事をこなしてきました。いまでも、「なんでそんなに頑張るの?」と、よく人から言われますが、この程度のことは、今までやってきたことに比べたら、なんでもないのです。


 骨董の世界でも、美しと思ったなら、「ちょっと手が出せないかな、でも少し背伸びすれば何とかなるかな、と思う程度のものを購入しなさい」と、小松正衛さんは言っています・・・関係ないですね。


 さて今回はトマトの話です。私のゴルフの友人から、スタート前にトマトをいただきました。水耕栽培ですが、ストレスをかけてあると言われます。


 トマトにストレスをかけるというのは、どのようにしてやるのだろうか、逆さづりにしたり(空中栽培)いじめたりするのだろうか、と思ってお聞きしてみると、どうやら「塩」を使うのだそうです。塩分を含んだ水を使って水耕栽培するのだと思います。


 さっそく家に帰って食べてみたのですが、とても甘くて驚きました。これはもはや野菜というよりも、「フルーツ」ですね。


 名古屋では「かみその」という懐石料理のお店をよく利用していたのですが、あるとき最初に「フルーツトマト」なるものが出てきたのを思い出しました。ミニトマト一個を半分に切って、大事そうに出てきたのです。


 普段ミニトマトは、5~6個をワシワシ食べているので、トマトもこういう丁重な扱いを受けるのだと感心したのでした。


 このフルートトマト、「地産地消」というよりも、むしろ東京や名古屋など都会に打って出たほうがいいのだと思います。