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2014年12月9日火曜日

ブナの苗のその後

~驚くべき生命力~

 堆肥がトラックで運ばれてきたのですが、一台分は「村の集会所」がある区画においてもらいました。


 「村の集会所」エリアには、来春、今は仮植えしてある樹木約50本を、正式に移植する予定なので、当然堆肥が必要になります。その堆肥を山積みししてもらった場所のそばには、7月の暑いさなかに植えた「ブナの苗木」が40本あるのです。


 この「ブナの苗木」ですが、植える場所を決めて土を鍬で掘り返してみたところ、土が固く、しかも石ころがかなり混じっていました。ブナを育てるには良い土とはいえません。時間的な余裕がなかったので、堆肥もほとんどあげていません。


 これらの苗木は、移植した後も、暑い日が続いたり、風が強かったり、雨が激しく降ったりという、かなり過酷な環境におかれることになってしまったのです。


 ブナの苗木が気になるので、気をつけて様子を見ていたのですが、だんだん葉が茶色く枯れてきました。やはり無理かなと思っていたのですが、なかには枯れた葉のそばから新しい芽が出てきているのもあり、その生命力の強さに驚かされたりしていたのです。


 さて、今回せっかく堆肥を大量に入手したのだから、遅ればせながら「ブナの苗木」にも堆肥をたっぷり投入することにしましょう。枯れてしまった苗木がたくさんあるのではないかと心配で、一本一本確認しながら堆肥を投入していったのですが、7月に植えた40本は、1本除いてみんな元気に生きていました。


 来年の春になったら、もっと間隔をあけて、のびのびと育つ環境のところに移植してあげましょう。