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2014年12月24日水曜日

麹作りに挑戦

~冬の準備を少しずつ~

 寒さがだいぶ厳しくなってきました。エスペランサ村のある場所からは、車で5分もいけば大型スーパーがあるし、さらに別の方向に車を5分ほど走らせれば、大型ショッピングモールがあるので、日常生活に不自由するということはありません。


 ただ、食料はなるべく自給したいし、食品添加物まみれの食材を身体に入れたくないので、添加物が入っていない自然の食材を大量に確保しておきましょう。


 そのために、村の集会所には「食品庫」なるものを作ります。「大型冷蔵庫」も二つ分のスペースを用意しました。お酒は、名古屋にいるときにお世話になったN酒店に連絡を取り、「空」を5本と「〆張鶴の金ラベル」5本、それに最近人気のあるお酒も何種類か入荷。なかなか手に入れることができないお酒ですが、長年のお付き合いで特別に調達できました。井筒ワインも4ケースまとめ買いです。


 数年後には果物も大量に手に入るはずです・・・たぶん・・・。果物は、旬の季節でなければ食べることができないのですが、加工して冷凍すれば1年中食べたい時に食べることができます。その時は「冷凍庫」が必要になるため、置く場所も確保しました。準備は着々と進みます。


 3月に名古屋の料理教室「ベターホーム」で作った「みそ」ですが、この地に来た時がちょうど食べごろだったので、味噌汁を作ってみました。これがとてもおいしいのです!市販の味噌で作ったみそ汁とはあまりにも味が違いすぎて、うれしくなって毎日具をたくさん入れた味噌汁を作って喜んで飲んでいたら、1カ月半くらいでなくなってしまいました。


 しかたがないので、もう一度味噌を作ろうとしたのですが、なにしろ仮住まいの家では、引っ越ししてきたときの荷物をできるだけ開けないことにしているので、本はそのまま段ボール箱の中です。結局ベターホームで購入した「味噌の料理本」も、取り出すことができませんでした。残念。


 ところが、大家さんが「一緒に麹を作らないか」と声をかけてくれました。なんでも自分でやってしまう大家さんは、なんと麹を作る「室」を持っているのです。さっそく堆肥研究家が麹作りに挑戦です。室までカメラは侵入できないので、その間、私は家に閉じこもってHPの製作です。


 大家さんの家には、ご自分で作った麹を原料にした味噌蔵がありました。


 そして、味噌蔵にある熟成した味噌を大きな甕にいれて「甕ごとあげる」とおっしゃるではないですか(手前の甕がいただいたものです)。やれ、うれしや!


 これでまた市販の味噌で作ったみそ汁とはおさらばです。毎週いただくうみたての卵と、自家製みそで作ったみそ汁があれば、朝食は万全です。それにしても、いただいてばかりで申し訳ないです。