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2014年7月1日火曜日

公認会計士が農業に挑戦

~見えてきた灯り~

 エスペランサ村の集会所は、当然ネット環境を整備するつもりですが、今仮住まいとなっている場所はネット環境にないので、残念ながらブログを書くことができません。スマホのテザリング機能とかいうのを利用すれば、ネット環境になくてもPCをネットにつなぐことができるそうですが、私のスマホはテザリング機能に対応していないのです。こんど「アイフォンの6」が登場したら、切り替えるのだ。


 昨年6月末に監査法人勤務を辞めたのですが、この一年間は、自分でも驚くくらい大変実りのある一年間でした。また今後の方向性も、はっきりしてきました。 


 いつもそうなのですが、最初は遠くのほうに、何となく自分の思い描いているイメージが、ぼんやりとですが浮かび上がっています。そして、試行錯誤しながらいろんな選択肢を考え、それを整理しながら、少しずつ前に進んでいくのですが、そうすると何となく灯りが見え始めてくるのですね。そして、進むべき道がみえてきたら、後は迷わず突き進むわけです。監査法人の統合のときもそうでした。


 土地を見せてもらったのが、昨年の7月初めでした。最初は1,000坪くらいを考えていたのですが、現場を見ているうちにどんどんイメージが膨らみます。4,000坪、5,000坪と増えていきました。とりあえず最初は5,300坪からスタートです。農業委員会の許可、測量、国土交通省や県知事への届け出・承認等、いろんな障害を乗り越えて、実際に登記にたどり着くまでは9カ月かかりました。


 村の集会所を建設するために、設計家の方とお会いしたのが昨年の8月です。やっと6月17日に着工しましたが、完成は12月10日の予定。着工から完成まで約半年、設計からは1年4カ月ほどです。

 また、仮植えしてある50本の樹木の移植も準備万端ですし、今度植える予定のブナの木40本も待っています。長い道のりですが、年内の開村に向けいよいよ軌道に乗り始めました。


 この間、「税理士登録」を行い、「大型特殊の免許」も取得しました。昨日は、コマツ製作所の教習所に行って、「刈払機の講習」を7時間を受け、資格を取得してきました。バックホウやブルの技能資格も近々とるつもりです。耕作放棄地だろうが雑草だろうが、堂々と勝負してやろうではないですか。「私は誰の挑戦でも受ける!」です。


 お付き合いする人たちの顔ぶれも、監査法人勤務時代とはずいぶん変わりました。新しい人脈も徐々にできつつあります。みんな人がいいというか、お付き合いしていて気持ちのいい人たちが私の周りに集まってきます。人を粗末にするような人など一人もいません。


 
 また、魚のさばき方を覚えたため、マグロ以外の魚は自分でさばくことができます。味噌もキムチも梅干し・梅酒・梅肉エキス作れます。自給自足体制が整いつつあります。いよいよ「兼業農家」に向けて準備万端です。


 堆肥研究家は、当初家庭菜園程度に考えていたようですが、私としてはそんなちまちましたことをやるのは、あまり性に合いません。「公認会計士が農業に挑戦する」といっているわけです。どこまでできるか、やってみようではないですか。


 「不良中年の夢」は、まだまだこれからなのです。