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2009年7月13日月曜日

NHKドラマ「監査法人」製作スタッフが「公認会計士の日」大賞特別賞を受賞した

~私も製作スタッフの一人に入れていただけるのだろうか~


7月6日が「公認会計士の日」であることは、公認会計士以外の方はほとんどご存じないかもしれませんので、このHPでささやかながらPRさせていただくのです。公認会計士法が制定された日にちなんでこの日が定められたわけですが、日経新聞にも全面広告が出ていました。キャッチコピーが「この経済社会は、愛を求めているんだと思う。」というもので、個人的にはちょっと気恥ずかしい言葉でしたね。公認会計士の方や世間の皆さんがこれを読んでどう感じられたのか、ちょっと気になるところではあります。


2日後の7月8日に、日本公認会計士協会の総会が開催されたのですが、13時から17時過ぎまで行われ、いつもながらの長丁場でした。総会終了後、「会員の声」の時間が設けられていたのですが時間がなく、せっかくの企画なのに二人しか質問できない状況で残念です。ここでも、今現在の会計士協会の標語である「会計・監査を日本経済のチカラに」について、質問が出ました。キャッチフレーズはイメージなので、あまりじっくり考えてもいろんな考え方や感じ方があり、人それぞれだと思います。よくよく考えてみると、内部統制の監査が始まって上場会社が対応に追われて疲弊しているという状況もあるでしょうし、多額のコスト負担に困っている会社もあるかもしれません。またそのため、新規上場が減る要因にもなっている可能性もあるため、本当に日本経済の力になっているのかという考え方もあるかもしれません。しかし一方では、正しい会計処理が行われ、監査が有効に機能すれば資本市場の透明性が向上し、ひいては日本経済の力になるとも考えられるわけです。いろいろ解釈できるので、後は感性の問題ですね。私はこの標語は気に入っています。


「会員の声」の後、懇親パーティが行われたのですが、増田会長のご挨拶の後、「公認会計士の日」大賞の発表が行われました。大賞は国際会計基準審議会理事の山田辰己氏が選ばれたのですが、大賞特別賞にNHKドラマ「監査法人」の制作スタッフが選ばれました。この番組が放映されたのが、昨年の6月~7月だったので、♪もう一年たったのですね♪(の「あの唄はもう唄わないのですか」より)。プロデューサーの磯さんや渡辺さん達が授賞式にお見えになっていたので、ドラマ放映後に打ち上げをやって以来、久しぶりにお会いすることができ、いろいろお話ができました。
授賞式の冒頭で、大きなスクリーンにドラマのワンシーンが映し出されたのですが、自分がかかわった番組でしたので、どきどきするやらはずかしいやら懐かしいやらで、不思議な思いがよぎりました。
渡辺さんは7月の異動で東京に戻り、「龍馬伝」を担当されるようです。また、「監査法人」で女性会計士の山中茜役を演じられた松下奈緒さんも、朝の連続テレビドラマ小説で主人公役を担当されるそうですね。当時のメンバーが、いろいろご活躍されるのは、私にとっても大変うれしいことで、自分の励みになります。いろいろ話しているうちに、切符を取っていた新幹線の時間に間に合わなくなってしまったのですが、そんなことはどうでもいいのだ。


総会にはたくさんの会計士が参加されたので、久しぶりにお会いできた方もいて、楽しい時間を過ごすことができました。無事終了して、何よりです。