~予算が少ないではないかと磯部委員長は言った~
この日は学校法人委員会と研究大会の打ち合わせがバッティングしてしまいました。私が今回東海会を運営するにあたり、たくさんある委員会の中で最後まで委員長が決まらなかったのが、実は学校法人委員会だったのです。この委員会は東京での打ち合わせが結構あり、また、新たに審査制度が導入されるとあって、結構大変なのですね。そこで白羽の矢を立てたのが、同じ法人に属する磯部さんでした。磯部さんには当初末次先生の強い要望もあり、総務の副委員長をお願いしようと思っていたのですが、ここはもう拝み倒すしかありません。「今度一杯おごるケン引き受けていただけませんか?」と頼んだところ、心やさしい磯部さんは、「残り物には福があるから」と、快く引き受けていただいたのでした。
研究大会のほうは、パーティでのイベントや、基調講演と懇親パーティの間のイベントを決めなければなりません。こちらのほうは、小委員会の松岡さんと、事務局の渡辺さんが、いろいろ情報を集めてきてくれました。詳細は内緒ですが、名古屋で行われる12年ぶりの大会ですので、大胆にいきたいと考えているのです。
また、物産展の話が出たのですが、ここで私は貴重な情報を入手することになるのです。物産展と言えば地酒、地酒と言えば秋田・新潟という、私の頭の中での黄金の方程式があるのですが、ここで静岡方面(具体的には城塚さん)から思わぬいい話があったのですね。毎年日経新聞で日本酒のランキングをやっているらしいのですが、渡邉さんの話では、一位の座を常連の「田酒」から引きずりおろしたのが静岡の「磯自慢」だというのです。しかも、この磯自慢は城塚さんに頼むと、タップシ手に入るというのです。懇親会の鏡割りに使うのと同時に私の分も確保しておいてください。くださいったらくださいと、つい頼みそうになってしまいました。ああ!今日出席してよかった。
研究大会の打ち合わせを行っているうちに、学校法人委員会のほうが終わりに近づいてきていたのですが、最後に今年度の予算の話になりました。予算では、委員会は1回分しかとっていなかったのですが、磯部さんがさみしそうな顔をしているのですね。「せっかく皆さん同じ委員会のメンバーになったのだし、もっと懇親を深めたいため、一回では物足りないから、せめて2~3回委員会を開催させてください。予算オーバーしてもいいですか」と、大倉事務局長を問い詰めていたのでした。磯部さんには、その意気込みで、ぜひご活躍していただきたいと考えているのです。
自宅に戻ったら、東海会ニュースが届いていました。
「ホームページリニューアルのお知らせ」が最終ページに出ていました。「ン!暴挙か・・・」一瞬中日スポーツの見出しかと・・・。